ようやく悪夢のようなチマチマ作業から解放され、しばし放心状態です・・・。
でも忘れないうちに解説しておこうと思います。
改めてみたらあまり写真なかったんで・・・ほんの一部ですが。
まずは全体的な概要から。

F-14D トムキャット(トランぺッター 1/144 ) :Amazon
使用したのはトランぺッターのキット。
実は去年の同コンテストで賞品としていただいたキットだったりします。
それはB型だったので実際に使用したのはB型のキットですが、内容的には同じみたい。
デカールが必要だったのでD型も買いました。
どちらにもそれぞれのタイプのシートや機首、エンジンが入っているので自由に選べます。
B型じゃなくてD型のにしたのはマーキングに合わせたため。
ここ一番の時はメジャーな方が後悔がない。
大体気合い入れて作るときは同じキットを2つ用意しますが、今回は1つのキットだけで製作しました。
アフターパーツや別キットのパーツもなし。完全にこのキットのみで完結しています。

基本の素組み状態がこちら。
すぐ形になる基本的な1/144のパーツ構成で、凝った部分は特にありません。
トランぺッターということで心配でしたが、概ね良い形状だったので基本的にはこのままです。
以前製作したF-14はレベルのもので、その出来も良かったのでそちらで行く予定でしたが、トラペにしては悪くないし、レベルより細かいパーツもよくできていたのでこちらで作りました。
(出来はどちらも良いですが、こちらの方が全体的にシャープな印象です)

コクピットのパーツもそろってるし、シートも2タイプ。
手の入れがいがあります。
キャノピーも一体ですが、おろしたてのカッターの刃を使って慎重に切り離しました。

足回りもレベルよりディテールがいい感じ。
パーツ自体が良い出来だと、工作に専念できるので助かりますね。

一点だけ基本形状で手を入れたのが機首の形。
ちょっとおむすび型が強いようです。
下面にパテを盛ってもう少し丸くしました。

わかりにくいですがこんな感じ。
トムキャットの機首形状は写真によってはおむすび型に見えるときもあって、人によって印象が違うかもしれません。
でもこのキットの形状はやりすぎかな。
キットの出来がいいというのはやりたいことに集中できるので、作りこむには必要な要素。
さらにトラペのキットはプラが柔らかめでカットが用意のなのもよかったです。
発売の予定がある技MIXのF-14がおそらく決定版になると思うので、こういう作りこみ作品なら発売を待った方がよかったのでしょうが、非常に凝ったシリーズなので、内部の加工も手間がかかりそうだし、いじるにはこういったシンプルのもののほうがいいですね。

そして気になる素材ですが。
プラ棒、プラ板、金属線。
ほぼこんなもので全部作りました。
効率化のために各サイズを使い分けましたが、基本的にはこれらのみ。パーツ流用とかもしてません。
見ての通り特別なことは一切ないんです。だから参考にはならないかも。
如何に板と棒をそれらしく組み合わせるか。それだけです。
そして主に見た参考資料はもちろんこれ。

Grumman F-14 A/b/d Tomcat
私はこちらの洋書版ですが、国内版も出てます。

グラマンF-14 A/B/D トムキャット (DACOシリーズ―スーパーディテールフォトブック)
こういう作品を作る予定でもないなら、見ちゃダメな本ですw
まぁ資料には事欠かない機体なので、大体のことはわかるのが助かります。