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サフについて考える。

ようやく引っ越し作業も完了!新しい生活が始まりました。
まだうちの中は段ボールだらけですが、最低限のネット環境を最優先で構築!
まだ家の片付けの合い間での作業となりますが、ゆっくりと模型活動も再開します!

更新が滞ってる間、何といってもスケビの連載が始まるという大きなニュースがありました。

真っ先にその宣伝をしたいところですが、プラモの古狸さんから大変興味深いテーマを問いかけていただきましたので、自分のことより先にそちらの話題をいってみたいと思います。

詳しいことはコメントを見ていただくとして、大まかにいうと・サーフェイサーを吹くこと・スジボリについての2点に関してご指摘いただきました。
こういった疑問を投げかけていただけるのは大変うれしいです!自分と違う意見を言っていただけるのは気づかないことを気づかせていただけるので、私としてはとてもありがたいです。まずはお礼を申し上げます。

いずれも私も最近よく考えるテーマで、いつか話題にしようと考えていました。どっちも私なりの意見があるので、まずは「サフを吹くこと」に関して私なりの見解を話したいと思います。
お断りしておきますが、これはあくまで私の考えでして、一般的なものと違うかもしれません。そこはあらかじめご理解ください。
コメントの全責任は私だけにありますので、ご批判はぜひ私にお願いします。

頂いたご意見としては、「なぜインジェクションキットに当然のようにサフを吹くのか」
サフは古狸さんが言われてるように、劣悪な表面を均すために吹くものだと私も思います。
そして結論から言えば私も表面を均すために吹いています

昔のキットに比べたら今のキットは十分表面が綺麗なんだから、わざわざサフなんか吹かなくてもいいのではないか、というご意見だと思いますが、私の場合綺麗な表面のまま作ることはまずありません。

確かにキットの状態は昔のものと比べると綺麗だと思います。
しかし作っていく過程でパテを盛ったり、金属・瞬間接着剤などいろんな素材を使ってディテールを作っていくことになります。
そのようないろんな素材の上に直接塗装をすると、下地の素材感がどうしても出てしまうんです。
特にパテ・プラ・金属は素材の質感が全然違うので、必ずわかります。
そういった下地の素材の質感を統一させるためにサフを吹くというのが一つ。

そしてもう一点はもう一つのテーマにもつながるのですが、私は基本的にスジボリを掘りなおします。
そうすると掘りミスや間違ったスジボリを埋めるためにサフを盛ったりして、全体的にペーパーを当てることになります。
自然、私の作り方だとほぼ全面ペーパーがけをすることになるので、表面は荒れてしまうんです。
そういったペーパーの細かい傷等を消すためにもサフを吹くという作業が必要になってしまうのです。

そして、サフを吹くと表面の具合がよくわかるんですよね。パーティングラインが消えてなかったり、合わせ目が汚かったりとか不思議とよくわかるんです。だから最終的な表面処理の確認という意味合いもありサフを吹くようになりました。

簡単に言えば「せっかくの綺麗なキットを汚しまくってるからサフを吹かざるを得ない」=私の技術が未熟だからということになるかと思います。


実は私としてもサフを吹くことに最近ちょっと疑問を感じてました。
疑問の意味合いがちょっと違うんですが、なんかサフを吹くと塗装の厚みが出ちゃって柔らかさ?プラモっぽさ?が出ちゃうというか・・・金属的な硬さ?薄さ?が出ないというか・・・な~んかもったりとしちゃう気がするんですよね。

だから最近は出来るだけサフは薄~く吹くようになりましたが、それでもやはり吹かないということはないと思います。
私の下地処理の自信のなさの表れと言えるかもしれません。


長くなりましたが、私がサフを吹く理由はそのまんま「下地を均すため」ということになります。
よく「塗装の食いつきをよくするため」とかいう解説も見ますが、サフにしても塗装にしても薄く塗ったらマスキングとかで簡単にはがれるので、こういった理由で吹くならあまり意味がないと思います。(あくまで私の意見)
私の場合は”塗装の下処理”ではなくて”工作の最終仕上げ”としてのサフ吹きとなります。

私も雑誌のHow toを鵜呑みにして考え無しに吹いてるわけじゃなくて、自分なりに考えてこのやり方にたどり着いたということです。皆がやってるからというわけではありません。
こんな意見でご納得いただけるかわかりませんが、どうでしょうか?
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早速の御解答有難うございます。
 いや~っ予定より3日も早く御解答頂きまして有難うございます。

私もサフ吹きを全て否定するつもりはありません。
kurageさんの様にサフ吹きの意味と効果を知ったうえで行うのであれば何ら問題はありません。
私が問題視したのは「さあ出来た塗装すればもう完成、おっとまだサフを吹いていなかった。
プラモ製作の手順はキチンと守らなくちゃ。」的な無知モデラーです。

確かに表面仕上がりの確認としてサフの使用は考えられます。
しかし、我々旧世代のモデラーは目視と手触りだけで表面状態やパーティングラインの浮き出しを感じ取りました。(コンパウンド磨きも有効)

またプラモになった実物は必ずしも同質の材料で出来ている訳ではありません。
金属以外の物質や同じ金属でも全く質感や色の違う物を使用して一つのメカが出来ているのです。
サフで均一に均すのも一法ですが、コンパウンド磨きや銀磨きの手法を試してみる事をお勧めします。

今はもう手元にはありませんが私はホーク1/48 F8F を全面ネービー・ブルー(今はシーブルー?)のつや消しで塗りエルロンやその他質感を変えたいところにマスキングをし全面をコンパウンドで磨きだしてミッドナイト・ブルーにしたところ実に良い半光沢の塗面を得る事が出来ました。
(当時大戦機は全てエルロンが帆布張りだと思っていたのです。)

また無塗装のジェット戦闘機では下地のパネルを銀だけでなく金やグレイに塗り分けその上から銀磨きを掛けて表面のパネルの材質差を表現するのが一般的でした。

こうしたテクは私が大学生のころまで一般的なものでしたが最近はどの製作記事を読んでも使用されない過去の技術になった様です。
[ 2018/12/24 15:59 ] [ 編集 ]
サフ吹き
Project144でお世話になっております、あずまです。
私の場合、必要な場合のみサフを吹きます。
では、いつ必要か?
私の場合、水性塗料を使っているため、多色塗装で塗装の上にマスキングテープを貼ると、プラに直に塗った場合には必ず剥がすときにテープに持っていかれます。
そのため、塗装の上にマスキングをする場合には、剥がれ防止のためサフを吹きます。
一色塗装やフリーハンドで塗り分けをする場合には、サフは吹きません。
[ 2018/12/24 20:36 ] [ 編集 ]
プラモの古狸さん

私なりの理由はご理解いただけたようでよかったです。
指先で探知できるものならいいですが、サフを塗ってみて気づく傷というのが意外と多いんですよね。
私の工作作業がいかに雑かが理解いただけるのではないでしょうかw

コンパウンドを使った処理というのも興味深いですね。何かの機会に試させていただきます。
(ツヤの表現というのも一度取り上げたいテーマですので、それはまた次の機会に)

「無知モデラーの無意味なサフぶき」なかなか手厳しいですね!w
でも、そこに模型的な意味合いが無くても、”サフを吹くことによる安心感”とか”作業段階の切り替えのルーティン(儀式?)”という、精神的な効果というのもあるかもしれません。
それをすることによって安心・満足できるなら、それは決して無意味な作業ではないのではないでしょうか。

人から見たら無駄な手間・作業というのは皆結構やってると思います。
キャノピー閉めたら見えなくなっちゃう機内の工作とかついやっちゃいますからね~・・・。
でも「やってやった!」という満足感は人にはわからなくても自分の中には間違いなく生まれます。
それが模型の楽しさだし、人の作品のそういう無駄な部分の苦労を聞くのが何より楽しいんですよね!


あずまさん

お久しぶりです!その節はお世話になりました!
あずまさんは塗装の下処理としてのサフの利用なんですね。やはり必要な時以外は使わない”考えてるモデラーさん”でしたかw


作りなれると確かにあまり意味を考えずにいつも通りの作業をしてしまうことが多いです。
私も最近は決まった作り方しかしなくなってしまい、自分の作風に飽きてきたところです。

改めて一つ一つの作業を見直して精進しないといけませんね!
[ 2018/12/25 08:26 ] [ 編集 ]
古狸さんには最近のプロ(?)モデラーとしてご意見いただきましたが、どちらかというと私は古狸さんに近いタイプの古いモデラーだと思います。

30年くらい前から本格的に模型を始めた(遊びでは幼稚園くらいから作ってました)ので、手法は結構古いやり方が多いです。

だから最近の充実した情報をもとに意味も分からず作業をするというのではなく、少ない情報や自分なりのアイデアの積み重ねでここまで来ています。
なにせ初めはエナメル塗料でスミ入れするというのもわからず、墨汁を流してましたからね!w


最近はプラモの精度も上がり、専用の道具類も充実、情報もいくらでも手に入るからただ普通に作るなら誰でも作れる時代になりました。
そのせいか雑誌の作風も個性を出した作品がとても多いと思います。
でも私は古い世代なので、まずは綺麗に作るというのが第一の目標のままです。

スケビのリアルな汚しのホーネットもすごいと思いますが、私が目指すのは昔のモデルアート別冊「F/A-18ホーネット」に載ってた1/32の作例のような作品です。
あの当時にあそこまでの作品を作れる。昔のモデラーさんの技術力の高さは我々にはかなわないレベルだと今でも思います。

毛利さんとか繊細な作風の方が昔はいましたが、今はそういう方向の作風の人は見なくなりした。
私はあえてそんな古臭い作風でやっていきたいと思います。偉大な先輩方に少しでも近づきたいですね。


あと「いっぱい買ってくれ~!」というスポンサーの意向があるのか”手軽に作る”なんてこともよく見かけます。
でも本来は好きな機体をじっくり調べながらコツコツ作っていくというのが模型の楽しさのような気もします。
そういう意味では私も最近は楽しめてないな~・・・。
[ 2018/12/25 08:50 ] [ 編集 ]
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[ 2018/12/25 12:51 ] [ 編集 ]
お引っ越し、お疲れちゃんです~。

今回はサフですな…?

「吹きたいから吹く♪」
ではダメなんだろうね…(笑)
まぁ私の場合、技術的にはkurageさんには全くおよびませんが、同じ理由で吹いてます。
塗装前の最終チェックとでも言いますか?捨てサフ的な意味合いが強いかも知れませんけど…
縮尺されていればされているほど、塗装前にサフで一体感を出したいと思いますね。
勿論実機も様々な素材が使われているとは思うのですが、私の場合その違いを表現するのは塗装表現でコントロールしたいと思ってます。(出来てないけどね…)

とはいえ、個人的には(何も考えなしに吹いてても良くない?)って思います。「憧れのプロが吹いていたから真似た。」とか、模型なんてそんなきっかけから上達していくんじゃないかな…?
なのでもし?模型誌やプロの方が「模型は~すべき」的な内容を書いていると残念に思いますね。(展示会とかでマウントポジションのヤツとか見るとウンザリするし…)

この先は飲み屋で胸ぐら掴み合いながらでも…(笑)
[ 2018/12/27 03:14 ] [ 編集 ]
最初は真似でも結構です。
 プラモ製作はあくまで趣味ですから、憧れのプロの技術を試したくなるのは当然です。
しかし、今のプロ製作者の方は自分の技術の意味を語っていない様な気がします。
その代表例がこのサフ吹きです。
ただ、塗装の前にサフを吹くとしか語られないのです。
私が提唱するコンパウンド磨きはその方法と共にその意味が記事の中で語られていました。
だからこそその必要性を痛感し今も実施しているのです。
またコンパウンドを使用した場合極端にいえば表面チェックの必要はありません。
何故なら磨き残しがあると小さな影となって浮き出てくるのでそれが消えるまでひたすら磨くからです。
コンパウンドはペーパー掛けの延長線上にあるもので削り取る力は馬鹿になりません。
私の中学時代の友人は初めてコンパウンドを使った時、「キャノピーが本物みたいにクリアーになった! でも形も変わっちゃた・・・。」と言っていました。

まあ趣味の世界の事ですから訳も分からず先達の真似をするのも楽しみの一つです。
しかし、その技術の意味を知って、使って、自分なりに改良する方が余程楽しいはずです。

モデラーは基本的に理系の人で占められていると思っていましたが、ガンプラ以降その神話は崩れました。

理系 ⇒ 理由を考え、技術を使う。

一部の無思考モデラー ⇒ 手順を重視し理由を考えず技術を行使する。

そして頭を使わないモデラーは「無間地獄」に落ちてプラモを止めるのです。
[ 2018/12/27 07:55 ] [ 編集 ]
○○モルモットさん

ご無沙汰です!無事に引っ越しも終わりましたよ~。(お心遣いただきありがとうございました!)

技術的に及ばないなんて・・・ちっ・・・あんな妖怪作れるような人がよく言いますわ!
こっちこそあなたの才能・センスに嫉妬しますわ。
おっと、こっちはそれこそ酒でも飲みながらいじりあうとして・・・。


~ ここからはプラモの古狸さんのコメントにも対応した内容となります ~

まぁ初めは人のまねをするところからでいいんでしょうね。とりあえずやってみる。それは大事だと思います。
そこからその意味を考えるか。ただ真似するだけか。それは人それぞれ。別にどちらでもいいんじゃないかなと私も思います。
正直言えば私もモルモットさん同様「プラモなんて作りたいように作ればいいじゃん!」というスタンスです。
アドバイスはしても否定・強要はしたくないですね。


雑誌にその手の解説がないとのご意見もありましたが、すでに雑誌の存在意義が昔とは違ってるように思います。
確かに昔の模型誌は技術的なこと(模型技術や実機についても)とかしっかり解説されてて、教科書みたいな存在でした。
でも最近は完全に新商品の宣伝としての存在でしかないと思います。
特定の機体の特集にしても、技術的なHOW TOにしても、結局その商品を買って!ということなので、教科書的な内容なんて求められてないんだと思います。(アーマーモデリングはその辺他とは違う気もしますが)

たぶん、今の人は手間をかけるということが嫌いなんでしょう。だからなるべく手軽に作れるような道具を紹介して「こうすれば簡単にかっこよく作れるからバンバンプラモ買ってよ!」っていう考えないで作れるような商業的な内容になってるんだと思います。

雑誌にはすでに教科書的なことは必要なくなったんじゃないでしょうか。今ならネットで見たほうが情報がありますしね。

プラモなんて手間を楽しむ遊びなのに、そんなに急いで作ってどうすんですかね・・・。
[ 2018/12/27 09:21 ] [ 編集 ]
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