
零式艦上戦闘機52型”第261海軍航空隊”
(ウイングクラブコレクション1/144)


零戦52型の唯一のバリエーションといっていい、第261海軍航空隊所属機です。
52型というと濃緑色で決まりですね。しかしそれではつまらないので、数少ないバリエーションとされてきたグリーン2色の迷彩機にしてみました。
今ではこれは単に色がはがれた(米軍が接収した際に洗って色がはがれた)との説が一般的のようですが、あってもおかしくない良く似合う迷彩ですね。
零戦52型(ウイングクラブコレクション1/144)細部解説

ハセガワ1/72のキットに付属している塗装図を参考にしました。
明るい緑に関しては指示通りだともっと淡い色合いですが、実際にあった応急迷彩と仮定して下面の明灰と緑を混ぜた色合いにしています。
馴染みがいいせいかとても自然な仕上がり。

このキットの一番の気になる点はカウルフラップがないところです。ここは薄さが求められる部分なので、食玩レベルで再現するのは厳しかったのでしょう。
キットのままではフラップがなく、切り欠いた形になっているので、プラ板でフラップを作りました。
機銃も真鍮パイプでラッパ形状を再現。

脚収納部も昔の説の青竹で。
食玩の零戦としては最初期の頃のキットですが、モールドの雰囲気は今見ても悪くないですね。
作り手の腕次第で輝けるポテンシャルはあると思います。
製作日:2007年6月
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