ちょっと製作が止まってるので、投げていただいたテーマでまた間をつなぎます。
ミラージュF1のブルーグレーがかっこいいと言われてるkozさん。
ちなみにkozさん、休止からめでたく復帰して、1/144から1/48にスケールアップしてバリバリ作りこんでます。
初挑戦の1/48という割にすでに私なんかより”いっちゃって”て、このまま完成したらどうなるんだろ?っていうすごいの作ってます。
当ブログと合わせてご覧くださ~い。
Down to The 144 World以上、kozさんの宣伝でした。
で、ミラージュF1のブルーグレーですが。
私は好きじゃない!っと言ってましたが、言われて改めてみてみたら・・・・まぁ・・・悪くないかも・・。
単純だな~!って?
いや、そもそもがミラージュF1好きだし!
飛行機は基本ポジティブに受け入れる方向で接してるから、好きなものが増えるのはいいんだし!
ってことで、肯定派になりつつあります。ま、それでもグレー&ダークグリーンのほうがいいのは譲りませんが。
私がミラージュF1、特にフランスのものを見てて感じるのが、”質感”なんですよね。
塗装に限らずフランスのミラージュF1って、なんか金属感がありませんか?
あの半艶具合のせいか、「金属の上に塗ってます」的な、微妙な光沢があるんですよ。
あの質感を何とか再現できないものかな~とか考えちゃいます。
これはミラージュF1以外でも、日本海軍機なんか見てても感じます。
こっちだと言わんとしてることがわかる人がいるんじゃないでしょうか。
人間の目って不思議なもので、なんとなく質感がわかっちゃいますよね。
同じように塗っても下地によって雰囲気が違うのがわかっちゃう。
見えないけどわかっちゃうところの表現をどうするのか、考えたりします。
プラスチックで出来てるのが前提のプラモではあの金属感をどう再現するか。
単純にツヤ具合で表現できるものじゃない部分。どうやったら人間の目をごまかせんですかね?
AFVとかはハゲやさびで金属感を表現しやすいですけど、飛行機だとそんな傷まないから難しい。
下地にシルバーを塗る?いや、そうじゃないんだな。(実験済み)
塗料を変えたり、塗り方を工夫するとかしてみないといけないですね。
複合素材全盛の中で感じる、ミラージュの金属感。
ぜひあれを表現していただきたい!
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その御礼に、濃いコメントを〜!
長くなると思うので、何回かに分けて、書かせていただきますね。
□人が感じる素材感:問題の切り分け
「人間の目って不思議なもので、なんとなく質感がわかっちゃいますよね」
これの答えとして考えられるのは2つあります。
1・積み重ねられた知識によるもの
プラモつくるくらいヒコーキが好きな人は、みんなきっと、塗装前の素材を知っているから、視覚から感知可能な差異を経験値として積み重ねて、塗膜の下の素材を推測できるようになっている。
2・形状による認知
面のわずかな歪みや、エッジがどの程度鋭く立っているかによって、人は経験的に、元となっている素材を推測可能です。
私は静物デッサンをやってたことがあるのですが、輪郭線の質と影の風合いによって、素材感を表現することを求められます。