さて、ようやく参加作の掲載もしたことですし、今更ながらSAコンの感想などをちょっとつぶやいてみます。
受賞しておいてこんなこと言うのもなんですが
意外と普通だったな。というのが正直な感想。
これまでどこかで見たことあるような作品が受賞してて、特にすげぇって作品はなかったです。
たぶん私くらいの模型歴の人は同じように感じたんじゃないでしょうか。
もっと変なの、私が受け入れられないようなぶっ飛んだものとか出るのかと思ったら、綺麗に作った1/32のジョリーロジャースが大賞という・・・、とても普通な結果でした。
その他解剖もの、イランもの、綺麗、汚し、と、F-14の定番な作品が並んでました。
ジオラマはなかったんですね。定番の射出シーンくらい?
どれもどこかですでにすごい作品をみちゃってるものだったので、当初の予想通り「今さら?」なコンペとなり、失敗なテーマでしたね。
注:受賞作品の出来や審査基準について批判してるのではなく、作るとなるとああいった作品にならざるを得ず、また選ぶにしてもああいったものを選ぶことになってしまうというのがわかってた、ということが失敗だったんじゃないかなということです。
私はサエゲ2という、違うところで目立って受賞していて、邪道だ!とか思われてそうです。いえ、私もそう思うので別にいいですが。
ただどうやら編集部の人ももっといろんな機体を絡めてくるのかと思ってたみたいですよ。
でも意外と皆さんまじめにトムキャット作ってて、もっと遊んでよかったのにって言ってました。
私も参加するにあたりテーマを考えましたが、その中で思ったのが「審査、飽きるだろうな・・・」ってことでした。
いや、いくら好きでもつまらんでしょ?トムキャットばかりじゃ。
だから
テーマがトムキャットって時点でF-14をきちっと作るのは当たり前であって、そっからなんじゃないかなと。
そう思って別の部分に力を入れたんですが、私だけだったみたいですね・・・おかげで思わぬ結果になってしまいました。
今回の私の作品、決して賞をとれるような作品ではないです。作った本人はわかってます。
ですのでうれしさよりあんなのが載っちゃうのか!?という恥ずかしさのほうがすごいありました。
だから受賞報告とかここでする気にもならなかったんですよね。
受賞した理由の一つが「皆デザート系の作品ばかりで、グレー系の作品がなかった」だとか。
これは意外。デザート系なんて当たり前すぎてみんな避けて、逆にグレー系が多いと思ったのに。
つまり ・人がやらない変わった塗装 ・食傷気味のF-14の中で異質物が目立つだろう という、裏読みが見事にはまってしまったというのが要因だったんではないかと。
要するに
単なる”ラッキー”でした。
今回の”受賞”に関しては誹謗中傷もごもっともと思います。そういったご意見も素直に受け入れられます。
たぶん私も「なんでこれ?」って皮肉の一つでも言っていたような作品ですから。
でも”受賞に関しては”ね。単体の出来は決して悪くないですよ!普通にちゃんと素組みしてます。
そしてサエゲ2はかっこよく作れたし、面白いと思います!
結果はともかく、作りたかったイラン系F-5シリーズもコンプリート出来たので、私的には満足でした。
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