
特殊攻撃機 橘花”試作1号機”
AZmodel 1/72


Me262の技術をもとに開発された日本海軍初のジェット攻撃機。
といってもエンジンの簡単な図面しか入手できず、自国の技術を生かしたものだったようです。
終戦間際の2回目の飛行試験離陸時に破損してしまい、飛んだのは初飛行時の数十分のみですが、ちゃんと飛ばせたというのは素晴らしい功績だと思います。
今作はその唯一飛んだ時の初飛行時の姿を再現してみました。
一般的な姿とは一部装備が違いますが、そこが本作のポイントです。
Me262よりスマートな胴体はきれいにまとまっててなかなかかっこいいですよね。
橘花(AZモデル1/72)の工作内容

橘花の心臓、エンジンの形状は良いですね。
ファインモールドのキットを参考に側面にパイプやモールドを追加しています。
上面が主翼とツライチになるよう整形するのが重要。
エンジン工作
AZモデル1/72の橘花付属のデカールは機番や日の丸で注意書き類はないです。
これもファインモールドの橘花を参考に足踏みラインを追加。
意外とこういう細かいコーションが精密感を上げたりします。

初飛行時には装備されていないものが結構あります。
キャノピー後部のアンテナ支柱や、キャノピー前の照準器などは装備していません。
まずは飛ぶことを確認するので、必要最低限の機材しか搭載してなかったのでしょう。
機首の赤い棒は脚だし指示棒。これはあるのか確認できませんでしたが、つけてみました。

前脚カバーも装備されていなかったようです。
脚は取り付けダボの精度もいまいちで、強度確保がちょっと不安。
エンジンとの間隔も狭くて、脚カバーの取り付けもちょっと手間取ります。
橘花(AZモデル1/72)製作記へDATA
・使用キットやほか橘花のキットについて・1/72以外の橘花のキット・橘花の資料
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