Bf110C”第2駆逐航空団”
(ウイングクラブコレクション 1/144)
Bf110C 6/ZG 2 Eberhard Heinlein
あまり評価はよろしくない機体ですが、スタイルはスマートでなかなかかっこいいBf110の登場です!
双発機ってなんとなく手をつけづらいんですよね。気持ち的に。
ちょっと大きくてエンジンが2つあるってだけで基本的には単発機と同じ工作なんですけど、その”ちょっとした違い”っていうのがことのほか面倒だったりするんです。
まぁそれもいじり始める前の気持ちの問題で、いざ始めると普通に作業が進むんですけど。
期待されて登場したのはいいけど、思いの外使いづらくて持て余し、あちこちで騙し騙し使われたということもあり、Bf110はバリエーションが豊富。
まだまだ作ってみたい機体の一つです。
Bf110C(WCC 1/144) 細部解説
塗装は初期の直線的な塗り分け。胴体上下面の塗り分けのみフリーハンドでぼかしてます。
こういうメリハリが手作りの見せどころ!尾翼なんかいい感じでしょ?
カラーはRLM71(Mr17),RLM70(Mr18)、RLM76(Mr117)というドイツ軍初期の基本塗装。
下面色が主翼前縁に回り込んでるのがちょっと変わってます。
機首につくエンブレムが本作のポイントですが、右側のエンブレムが後ろを向いてしまってます。
多分左右とも前方を向くのが正解のようですが、こればっかりは直せませんので・・・
機首に集中した機銃も細く、精密にしたらかなりかっこよくなるでしょうが、あのラッパ形状をこのスケールで再現するのは困難。
なにかよい方法を思案中です
初期のドイツ機はBf109E型にしても”タンクが付かない”というのが特徴。だから下面はスッキリです。
増槽をつける発想がなかったというのがいかにも大陸的ですね。
上面は暗いのであまりわかりませんが、下面は単色なのでグラデーションが効果的です。
尾翼は構造上きっちり組むことが出来ず、接着剤任せなので取り回しには注意が必要。
下面のアンテナも金属線で作り替えてシャープになってますが、こちらも引っ掛けないように気をつけねば。
はり線も斜めに張り出してたり、アンテナ類も出ているので、取り扱いには注意が必要です。
製作:2016/6
DATA
使用キット :
Bf110C(ウイングクラブコレクション1/144)WCCのBf110はエンジン周りの工作がポイント。これは双発機全般に言えることですが、ここの合わせがよろしくないので、ここを綺麗に仕上げられれば印象がだいぶ良くなります。
楽天市場で探してみたらこんな感じでした。ヤフオクとかならもっと安く手に入るかな?
出来は未確認ですが、ミニクラフトからもBf110が出ているようです。
Bf110C (ミニクラフト1/144) :Amazon今回は使いませんでしたが、MYKデザインの「アシタノデカール」シリーズからBf110が一つ出てました。
1/144 メッサーシュミットBf110 [アシタのデカール] :Amazon参考にしたのはエデュアルドの1/48です。
メッサーシュミット Bf110C(エデュアルド1/48) :Amazonヨンパチの双発機かぁ・・・
一度作ってみたいけど、作るならP-38かな。
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