
U-125A”航空救難団”
(F-TOYS 1/144)


歴代の自衛隊機の中でも一番美しい機体なんじゃないかと思う、U-125Aです。
当時興味もなくてよく知らなかったんですが横田基地祭で実機を見て、「改めてみるとなんかきれいな飛行機だなぁ」と思いました。
鮮やかな赤のエンジンカバーも印象的で、これはいつかやってやろうとずっと考えてました。
このカラーリングは特に異色ですよね。
U-125のキット自体全スケール通して希少ですが、F-TOYSの1/144は非常に出来の良いキット。
形状はもちろんディテールまでシャープで、なぜこれをキット化しないのかと言いたくなります。
今回は綺麗な飛行機をとにかくきれいに仕上げました。

見せどころが集中する機首周り。
機体形状自体はとてもすっきりしてて、悪く言えば見栄えがしません。そこで精密感が出るようにドアをオープンさせています。
ほか各タグやアンテナ、機首のカメラの追加などで精密感アップ!
窓枠の黒線が技術的に入れられなかったのが心残り。

機体色と合わせて印象的だった、綺麗なエンジンカバー
実際はもっと鮮やかでしたがそのままやったら浮いてしまいそうだったので、少しトーンを落として。
ティッシュペーパーをサフで固めて整形してます。

よく見ないとわからないかもしれませんが、各翼には放電策を0.08ミリの銅線でつけています。
ここはあえてわからなくてもいいように少し色味をおさえています。
ぱっと見気づかないくらいのほうがいい。本来ならこのスケールなら付けないほうがいいでしょうからね。
ドアをオープンさせているので、中も軽く作ってあります。
でも・・・まぁ例によって・・・ほとんど見えません・・・。
自分でもやったのを忘れちゃいそうなんで、思い出に掲載しときます。
参考にはなりません・・・。

カーテンは銅線をまとめたもので製作。
チラッと見えるだけだからこの程度で十分でしょうと手抜きです。
実際はチラッとさえ見えないんですけど。
・・・泣いてませんよ。
見ての通りドアから覗いて見えそうなところだけ作ってあります。
コクピットや後部のキャビンは何もしてません。
その分ドア周辺はそれなりに苦労して調べてそれらしくしたんですけどねぇ・・・。
どうせ大して見えないでしょ?って期待してなかった以上に見えない・・・。
・・・・だから泣いてないって・・・。
結果がどうだろうと、やろうと思ったことやったからいいよ・・・。
微妙な色合いでまた調色に苦労するかと思いましたが、思いのほか今回はすんなり色が決まったのが良かった。
大体これで2~3日浪費するからね。
そんな風に苦労しながら念願かなってようやく完成させた、自衛隊一美しい機体。
・・・のはずなんだけど・・・なんだろ?・・・思ったほど感動がない・・・。
カッコ悪いと思っていたのが、作ってみるとかっこよく見えるってことが最近多いけど、今回はその逆?
思ってたほどカッコよくないのかも・・・と思ってる自分がいます。
「かっこよくないよー!」って笑ってた人がいたけど、あの人が正しかったのか・・・?
航空救難団コンビの相方

UH-60J(SP)(プラッツ 「空へ -救いの翼-」 1/144)